ランドセルの安全性や防犯対策は必要?

小学校入学にむけてランドセルの購入の準備をしていると、本当にたくさんのメーカーのランドセルがあって悩んでしまいますよね。

 

早い時期から色々なメーカーのカタログを取り寄せたり、ネットで検索をしてみたりなど、現代ではたくさんの情報を購入する前に得ることができるようになりました。

 

これからの小学校生活の6年間、自宅から学校までの通学路を背負うランドセルは、教科書やノートを入れるという他にも、安全性や防犯性を考えたランドセルを持たせてあげることで、親が見守ることができないところをランドセルが守ってくれることもあります。

 

 

毎日の通学では、雨の日で天気が悪く外が薄暗いときや、学童保育の帰り道であったりなど、車や自転車などに巻き込まれる交通事故、犯罪に巻き込まれることがないかなど心配なところです。

 

登下校中の交通事故によって子どもがケガをしたり亡くなるとことや、不審者や不審な車に追いかけられたりという事例は実際に起こっています。

 

事故や犯罪に巻き込まれないことが一番ですが、もし何かがあったときのことを考えて、子どもには丈夫で安全性が高く、防犯対策がされているランドセルを選んで守ってあげたいですね。

 

ランドセルの安全性や防犯対策に役立つ機能とは?

  • 衝撃に強く耐久性に優れた素材
  • 反射板(リフレクター)
  • フック(ナスカン)
  • 防犯ブザー
  • 黄色のランドセルカバー

 

衝撃に強く耐久性に優れた素材

登下校のときに背負うランドセルは、教科書やノートなどの荷物を入れることで両手が空くため、転びそうになったときでも手をついたり、なにかあったときには素早く両手を使って対応することができます。

 

しかし、雪が降って道路が凍っていたりして後ろに転んでしまったり、車に接触して後ろに倒れてしまったときには、背負っているランドセルが頭を守ってくれることもあります。

 

「もしも」ということがあったときに「やっぱりこうしておけばよかった…」と後悔しないために、衝撃に強い耐久性に優れた素材のものを選んであげるのも、子どもの安全を守るうちの1つになるのではないでしょうか。

 

最近では転んでしまったときにとっさに手が出せなくて、顔にケガをする子どもが多いという話も聞くことがあります。

 

もし、自分の子どもが転んだときに、とっさに手を出すことができず顔にケガをしてしまうことが多い場合には、自分で身を守れるように入学前に転んだときに手を出せるようにする練習をしてあげるといいかもしれませんね。

 

反射板(リフレクター)

反射板(リフレクター)は車のライトなどに反射して光るので、雨の日の薄暗い日や、夕方や暗い夜道を歩いているときなど、ランドセルだけではなくさまざまなところで事故の防止に役立っています。

 

ランドセルのかぶせの部分の鋲やフックの部分、ランドセルのふちにつけられているものなどがあり、標準でついていない場合でも、キーホルダーやシールなどの反射板(リフレクター)もあります。

 

雨の日や暗い時間帯に車の運転をしていると、道路脇を歩いている子どもたちが見えにくくなります。

 

ドライバーが通学路を歩いている子どもたちを認識しやすくなるような工夫がされているランドセルを以外にも、最近では、おしゃれな反射板(リフレクター)も多くあるので、お気に入りのリフレクターを子どものランドセルや習い事のときのカバン、傘やレインコートなどにつけてあげるのもいいかもしれません。

 

安全フック(ナスカン)

ランドセルの側面にいているフック(ナスカン)には、給食袋などをぶらさげていたりすることで、登下校中に車や自転車にひっかかってしまったり、エレベーターに挟まってしまうなどの事故につながってしまうこともあります。

 

そのような事故が起こってしまう前に、フック(ナスカン)に一定の負荷がかかると外れるようになっており、外れたあとも簡単に手でつけ直すことができるようになっています。

 

最近のランドセルはA4フラットファイルサイズ対応の大きめのものがあるので、フックに給食袋をかけたり手提げ袋に荷物を入れなくても、ランドセルに収納ができるようになってきています。

 

フックに給食袋などを引っかけることによる危険性を回避できるように、なるべく給食袋などの荷物はランドセルに収納するようにしましょう。

 

防犯ブザー

子どもの登下校の時に持つことが多くなった防犯対策のアイテムである防犯ブザーですが、最近は多くの小学校で防犯ブザーの無料配布しているところも多くなってきました。

 

防犯ブザーを持っていても、何かがあったときにとっさに鳴らすことが出来なければ意味がなく、音の大きさも100dBで車のクラクション程度のものでなければ、周りが騒がしいと音がかき消されてしまうことがあります。

 

そのため、音の大きさは100dB程度で壊れにくいもので、何かがあったときにすぐ手が届くように、肩ベルトのベルトの部分の左右両側についている防犯ブザーを取り付けるための金具のDカンにつけてあげましょう。

 

また、実際にブザーを鳴らすことが起こってしまった場合、ランドセルを背負ったままだと走って逃げることができないため、ランドセルを下ろして逃げるということなどの防犯対策を、入学前に子どもに話しておくことも大切です。

 

黄色のランドセルカバー

新入学児童を交通事故から守るため、交通安全色でありドライバーの目を引く黄色のランドセルカバーが、地域によって交通安全協会から毎年入学した新1年生に配られます。

 

車のライトに反射する反射板つきのものや、メーカーでもレインカバーが兼用になっているもののプレゼントや販売もされています。

 

車の免許を持っている人は経験したことがあるかもしれませんが、免許の更新をするときに地域の交通安全協会に加入して、お金を払ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

 

地域によって違うとは思うのですが、サイト管理人もその中の1人で、その時はなんのために使うのかいまいちわからないまま入会したのですが、このお金の一部が小学校に入学する新一年生のための黄色のランドセルカバーの購入にあてられています。

 

親も子どもも知ることが大切な安全や防犯意識とは?

ランドセルの安全や防犯に対する対策はされていても、何かがあったときにその機能を使うことを子どもができなければ危険です。

 

そのために、入学する前に子どもの安全や防犯への意識を高められるように子どもと話をすることが大切です。

 

下校時や放課後に起こる交通事故では、「道路の横断中の事故」や「飛び出しによる事故」が多く、見通しが悪い場所、歩道がない道路での車と子どもの接触事故、横断歩道での巻き込み事故など、交通事故に巻き込まれないように横断中も左右をきちんと見て、危険だと思ったときには無理に渡らないで待つということを教えておきましょう。

 

また、小学生が犯罪に巻き込まれやすい時間帯は、学校の登下校の時の午後2時〜6時が多く、通学路の他に人が少ない場所、人の目が届きにくい階段・エレベーター・駐輪場、自分の家の玄関前で声をかけられたりすることもあるため、「不審者」や「不審な車」がいるなと思ったときには、避けたり、人がいるところに行くように、子どもにわかるように話をしてあげなければいけません。

 

子どもに教える安全や防犯対策

 

  • ついていかない
  • 車にのらない
  • 大声を出す・防犯ブザーを鳴らす
  • すぐに逃げる
  • 大人に知らせる

 

@緊急連絡先・避難先を教えておく
入学前に親子で一緒に、子どもの通学路やよく遊びにいく場所の道中にある交通事故や犯罪にあいやすい危険な場所がないかをチェックをしておいて、お子さんが交通事故や犯罪に巻き込まれないようにするために、登下校の時間帯に交通量や周りの様子などを確認して、さまざまなシュミレーションをしておくといいのではないでしょうか。

交通量が多かったり、不審者が隠れていそうな死角がある場所などがある場合には、集団下校など以外では通学路を変更したり、何かが起こってしまったときには近くの住民の方、コンビニ、交番などに逃げ込むなど、「もしも」のときにどのように行動したらいいのかを子どもにきちんと伝えておきましょう。

 

A知らない人についていかない
最近は、名札なども登下校中は外したり裏をむけたりなどされていますが、もし名前を呼ばれて「お母さんが呼んでるよ」と言われたり、「家まで送っていってあげるよ」と言われたとしても、知らない人には決してついていかないように教えておきましょう。

この他にも、車の通りが多い場所や人通りの少ない場所など、危険だと思う場所などの確認も子どもと一緒にすることで、「こんな場所は危険なんだ」「やっちゃいけないことなんだ」ということを、子どもと一緒に考えて話をすることが大切です。

 

最近は、声をかける前に事前に調査してから近づいてきたり、見た目をきちんとさせることで安心させて近づいてくることがあるため、できるだけ1人にならないようにすることが大切です。

 

不審者の子どもを誘う4つのパターン

 

  • 助けを求めるパターン

    「○○はどこか知ってるかな?車で一緒に行って案内してくれない?」
    「スマホを落としてしまったから、一緒に探してくれないかな?」

  • 関心のあるもので興味を引くパターン

    「新しいゲームをあげるから一緒に行こう」
    「アンケートに答えれば500円もらえるよ」

  • 緊急事態をよそおうパターン

    「君のお母さんが事故にあって病院にいるから、車で連れていってあげる!」
    「お父さんから○○ちゃんを連れてきてって頼まれたから、すぐに車に乗って!」

  • 芸能界などの世界に誘惑するパターン

    「すぐそこでドラマの撮影をしているんだけど、ちょっと出てみない?」
    「君、かわいいからモデルをやってみない?写真を撮らせてくれる?」

 

誘拐を目的にして近づいてくる不審者から子どもを守るためには、「知らない人の誘いはきっぱり断る」、「怖いと思ったときには防犯ブザーを鳴らしたり、近くの住民やコンビニ、交番などに逃げる」、「不審者に近づかない」ということを、「こんなときはどうする?」など、子どもが自分の頭で考えて記憶できるようにクイズにして練習しておきましょう。

 

B防犯ブザーを持たせる
防犯ブザーは持っていたとしても、お子さんの手が届くところに取りつけられていなかったり、鳴らし方がわからない、電池が切れているなど、実際に何かがあったときに鳴らせなければまったく防犯ブザーの意味がありません。

防犯ブザーは犯罪に巻き込まれてしまったときだけではなく、地震が起きてしまったときに建物の下敷きになってしまったり、声がうまく出ないときには防犯ブザーを鳴らすことで助けを呼ぶことができます。

 

近年のランドセルは防犯ブザーが鳴らしやすい肩ベルトのところにフックがついているものが多いので、つける位置の確認と防犯ブザーの使い方を一緒に親子で練習して、こまめに電池が切れていないかの点検をしておき、いざというときにすぐに鳴らせるように親子で一緒に練習をしておきましょう。

 

防犯ブザーを選ぶときのポイント

 

  • 音が大きいもの

    最低でも1メートル離れた場所で80db以上(ピアノ・電車の中)のものを選ぶ

  • 操作がしやすい

    子どもが使いやすいものを選ぶ

  • 耐久性・生活防水のあるもの

    ランドセルを置いたときにぶつけたり、雨に濡れてしまっても壊れないものがおすすめ

 

最近の防犯ブザーには、暗いところで光る交通安全の役割もしてくれるものや、キャラクター、動物のぬいぐるみ、GPS機能がついているものなどさまざまな種類のものがあります。

 

防犯ブザーは持っていることを不審者に見せることで犯罪を抑止するという効果があるのですが、どのような防犯ブザーでも犯罪に巻き込まれてしまったときにきちんと鳴らなければ意味がないので、実際に鳴らすことができるかを定期的に親子で確認しておきましょう。

 

 

 

ランドセルは、防犯ブザーをつけておくことができ、災害時には頭を守ったり、転倒したときにも頭をお子さんの身を守ってくれるなど、これからの6年間の登下校をともに過ごすものです。

 

ランドセルを選ぶときには、お子さんを守るためにも、安全や防犯対策がしっかりとしているランドセルを選ぶようにしましょう。