大手ランドセルメーカーと工房系ランドセルの違いってなに?

4月の入学式に向けての入学準備でランドセルを選ぼうと思ったときに、どこのメーカーのものでどのランドセルがいいのか、カラーやバリエーションが豊富になっている現在では悩んでしまいますよね。

 

ランドセルはメーカー系のものと工房系のものとで探したりしますが、この2つの違いは何だろう?と思ったことはありませんか?

 

 

最近では、テレビなどでも取り上げられることもある工房系のランドセルの争奪戦ですが、これだけを見ていると大手メーカーのランドセルよりも工房系のランドセルの売り上げの方が多いように思えるのですが、実際には年間のランドセルの販売数の過半数が大手メーカーのランドセルが占めています。

 

メーカー系のランドセルはランドセル1個を組み立てるまでにそれぞれの工程ごとにたくさんの職人さんで分業して作られており、工房系のランドセルは組み立てるまでの作業がすべて1人の職人さんが行っているところが多いという違いがあります。

 

しかし、大手メーカーも工房系のどちらも基本的な組み立ては職人さんがミシンで縫い合わせ、箇所によっては手縫いをするという手作業で行われているので、1個のランドセルを作るという工程はどちらも同じなのです。

 

代表的なランドセルの大手メーカーでは、セイバン、ハシモト、協和、羅羅屋などが巨大な自社工場を持っています。

 

大手メーカーのランドセルの特徴

大手メーカーのランドセルは工程ごとに職人さんの人数が多くいるので、品質がよく安心して6年間使用することができるランドセルを大量に生産することができます。

 

ランドセルへの背負いやすさの工夫などの研究と開発は大手メーカーのものが安定しており、今では当たり前のように搭載されている「天使のはね」などの設計も、大手メーカーだからこその機能性です。

 

また、最近の国内の大手ランドセルメーカーであれば基本的に6年間修理保証がついており、意図的に壊したものでなければ基本的に無償で修理してもらえ、メーカーが潰れてしまうという心配もそれほどないため安心して使用することができます。

 

工房系にはあって大手メーカーにはないもの

大手メーカーのランドセルは生産本数を伸ばさなければいけないため、誰でも間違いがなく作れるようにできる限り構造の簡素化がされるので、工房系のランドセルほどのこだわりがなく、あくまでも子どもが使うものという印象があります。

 

工房系のランドセルの特徴

工房系のランドセルが近年人気が高くなってきている理由の1つに、少子化で一人のお子さんにかけることができるお金が増えたということがあり、大手メーカーにはないまわりとはちょっと違うこだわりのランドセルを子どもに持たせてあげたいという家庭が増えてきたということもあります。

 

工房系のランドセルは老舗が多く、職人さんがランドセルを使うお子さんのためにまごころを込めて製作しており、力がかかりほつれやすい箇所などを手縫いで補強したり、伝統的な方法で作っているところが多く、熟練の職人さんが1本1本を丁寧に作っているので生産本数が限られてしまいます。

 

しかし、だからこそのこだわりのある超高品質ランドセルです。

 

大手メーカーにはあって工房系にはないもの

工房系のランドセルは、近年主流となっている機能が備わっていないということも多く、最近ではA4フラットファイルサイズ対応のものが増えてきましたが、大手メーカーのランドセルと比べると対応が遅いということがあります。

 

大手メーカーと工房系のランドセル、結局どっちがいいの?

大手メーカーと工房系のランドセル、結局のところどちらのランドセルがおすすめなの?ということになると、どちらもはっきりと「こっちがおすすめ!」と言えません。

 

どちらも国内生産で品質も問題なく6年間安心して使用できるため、はっきりと言えば好みの問題になってきます。

 

子どもが背負いやすく体に負担がかかりにくいものを持たせてあげたいという方ならば大手メーカーのランドセルを。
子どもに他の子とは違ういいものを持たせてあげたいという「こだわり」を持った方ならば工房系のランドセルを。

 

しかし、あえてどうしてもどちらがいいのかということならば、常に子どもが背負いやすく使いやすいランドセルの研究や開発を続けている「大手メーカー」のものがおすすめです。

 

どちらを選ぶとして、親も子もお気に入りになる納得のいくランドセルを一緒に見つけて購入することが一番ですね。